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株式会社 翔栄クリエイト
執行役員 兼 ビジネスクリエイション事業部 事業部長
河口英二

業績向上、企業変革など目的にした「行動科学に基づく空間創り」を提供している。自身もプロジェクトに携わり、多数企業の業績向上支援となる空間を手がけている。




「グーグルみたいなオフィス良いよね!」


 グーグルのオフィスのような、「社員がのびのび働けそうなオフィスにしたい!」と言う声はいまだに聞こえてきます。

もちろんグーグルのオフィスが悪いわけではありませんが、御社には合わないかもしれませんよということです。

 グーグルの社風や社員の働き方、意識や気質に対してのオフィスであり、それは、皆さまの会社とイコールではないはずです。もっと言えば、海外と日本との「働き方」への感性だって違いますから、それこそ本社と日本法人とではまた違うはずです。

 肝心な中身が違うのに、見た目やテクニックだけ他社を真似ても意味がありません
 こう書くと斬新でもなんでもない当たり前の視点ですが、残念ながらオフィス空間づくりにおいては、まだ驚くほどに「当たり前ではない」のです。

「では、なぜ、グーグルのオフィスが良いと思ったのですか?」
 この質問への回答の先の先に、本当につくるべきオフィスのヒントが眠っています

「風通しがよさそうだからね」ということであれば、今の組織体制に課題を感じているのかもしれません。社風を変えたいのか、社員の意識を変えたいのか、部署間の連携なのか、会社全体のナレッジ共有なのか、経営者には「理想」となる自社の姿があるはずです。




「現状」と「理想」 オフィス空間は、そのギャップを埋めるための手法



「現状」と「理想」。この間のギャップが「課題」であり、オフィス空間づくりもこのギャップを埋めるための手法です。 」経営者の頭の中にある「うちの会社は、本当はこうあるべきだ」というギャップは、単純にカラーや形といった意匠(デザイン)や、個々の什器や機能で解決を図れるものではありません。

「今は業績も好調だが、同業で勢いのある会社が現れたので、このままだと数年後には抜かれるかもしれない」
「今は組織バランスも良いが、数年後、今のベテラン社員たちが定年を迎えたら、一時的に組織力が弱まるかもしれない」

 さまざまな経営資源の活用のうち、働く場であるオフィス空間も、経営者の理想をサポートする資源としてつくれば、企業成長を強力に支援してくれるのです。

 逆に言えば、現状のままで3~5年後も、自社の理想の状態になっていると想像できるのであれば、今のオフィスで良いのです。

 例えピカピカにきれいでなくても、今風のオフィスでなくても、業績好調で社員が生き生きとしており、採用も好調であれば「今のオフィスがベスト」なのかもしれません。 「他社のオフィスを参考にしよう!」は、間違った空間づくりへの第一歩。御社にとっての「経営資源として機能するオフィス」は唯一無二のものなのです。